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《PASS便り》 2022年4月号
PASSグループの進捗情報などを、
 【近況】
 【今後の予定】
 【おまけコーナー】
の3本立てでお届け。
 毎月15日発行。

──────────

【近況】
〇PASSグループ
新型コロナウイルスの影響により、引き続き活動自粛中です。

【今後の予定】
〇PASSグループ
上記理由により、未定となっておます。続報をお持ち下さい。

【おまけコーナー】
《もーそーシャッフル配役》
それぞれの企画を代表する演目を、PASSグループのメンバーで配役します。
〇企画
Project-Pandora

〇演目
パンドラの劇場

〇あらすじ
魔女の呪いにより『本と文字』そして『女性』が失われたとある世界。
世界はゆるやかに滅びへと向かっており、そんな世界を救うべく7人の勇者が、魔女が封印されているという森へと足を踏み入れた。
犠牲を重ね一人の勇者がたどり着いたのは、巨大な館。
天を貫くような巨大な木と一体化したような館には、『一人の男…父親』、そして失われたはずの『本』と『女性…4姉妹』があった。
森の外には『本も女性も持ち出せないが、知識と技術を身に着けることはできる』という男の言葉に乗り、勇者は世界を救うための知識と技術を得るため、館で暮らす。
―森の外では得られぬ経験、知識―
―心を通わせ、距離が近づいていく姉妹たち―
しかしそれは『魔女の罠』あるいは『世界破滅への皮切り』
勇者は、知らなかった。
『その館で、まだ魔女は生きている』
死んだはずの魔女『パンドラ』
彼女は、『何処』に?
または、『誰』が?
―アナタは、魔女にたどり着くことができるかしら?―
心と頭の準備がよろしければ
『物語のはじまり、はじまり』

〇配役
・ゼロス/横溝大希
4姉妹の父。かつては『死神』とまで呼ばれたことがある武芸百般の男らしいが、今はどこか捉えどころのない中年。その内には、目的を達成するのに必要な非情さと忍耐力。そして情にあふれている。
※選考理由
初演メテウスだった横溝さんにもう一度メテウスやってもらいたい思いもありつつ、いろいろなパンドラを経た今、どういう『父』を演じるか見たい、ということでゼロスへ。
シーンに応じて変わるゼロスの心理、表情、見え方を演じ分けて頂きたい。

・メテウス/kazu
森の外からゼロスと姉妹が暮らす館へとやってきた冒険者(勇者の1人)。
滅びへと向かう外の世界を救う術を求めて、魔女が封じられているという館へとやってきた。
そして落ちた。恋に。あるいは、魔女の罠に。
※選考理由
おそらく普段の人物像からいくとゼロスなのだろうが、それよりもメテウスのほうが面白くなりそうなので。
目的に向かって真っすぐでひたむきで、博愛にあふれていて、どこかゼロスに似ているところもあるが、経験などが不足しているせいか振り回されて…そんな人間らしさを一生懸命に生きてほしい。

・リリス/池尾唯
4姉妹の長女。科学や工学などに明るく、自由奔放できままに過ごす。
頭の回転が速く、行動力もあり、俗にいう『できる女』である。
※選考理由
セリスと悩んだ結果、こちらへ。4姉妹の中で、我儘かつ大人なポジションなので、我儘かつ大人なゆいぽんを起用。
なお、無駄に化学記号とか知識とか並べて、さもそれっぽく語るんだけど、役者本人はいっさいそれを理解していない…そんな裏側を楽しみたいという側面があることも否定しない。

・イリス/やわも
4姉妹の次女。医学や薬学に明るい一方、家事全般が苦手。
長女に比べて、ドジでノロマで夢見がち。『男が守ってあげたくなる女』または『天然癒し系』である。
※選考理由
リリス、イリス、セリス、とはめる場所によって面白さがかわりそうだなぁと思ったので、他の人をはめてから考えた結果こちらへ。
おおさかのおばちゃんを封印することによって出てくる根の暗い部分などをみて『守ってあげなきゃ』と思ったお客さんをカーテンコールで『ハリセンでしばかれそうやな』と見事だまし切ってくれることを期待。

・セリス/渡辺みにえ
4姉妹の三女。苦手とする分野はほとんどない代わりに、他の姉妹に比べて突出した部分もない器用貧乏。
そのためどこか自虐的だったりひねくれた部分はあるが、家族のことを誰よりも大事に思う『ボクっこ』
※選考理由
誰に『ボク』といってもらいたいかを悩んだ結果、脳内でのオーディションを勝ち抜いたのがミニさんだった。
あと、ネタバレを恐れずいうと、個人的には姉妹で一番かわいそうなポジションにおり、皆さんにはぜひミニさんをかわいそうがってほしいという思いもあったりなかったりあったりする。

・アリス/青葉彩花
4姉妹の4女。家事全般を得意とし、好奇心の現れか、迷路のような館の構造にも詳しい。
その幼さゆえか怖いもの知らずで独善的で口が悪いという、『デレないツンデレ』。
※選考理由
身長。
性格。
以上。
解散!

・語り手/茅野奏(客演枠)
オープニングとエンディングに表れ、観客にお話を読み聞かせている謎の人物。
イメージは『妖艶な美女』。
※選考理由
初演時は開場中に、ショートストリーを語り手が客前で読んでおり、時間になったら本編が始まる、という演出をおこなっておりました。今回も同様に行うことをイメージしたさいに、語り、のイメージにそぐうセレナに、パンドラメンバーとして入ってもらいました。

〇当時の思い出など
・Project-Pandoraを立ち上げるきっかけとなった演目
『表現集団ATP』の公演として上演した演目であったが、『再演』を考える際に、この世界観を広げる形をとり、いつかの『再演』に繋げようという話になる。
そこから単独の企画として独立し、『Project-Pandora』ができあがり、現在の活動へとつながる。
なお、まだ再演は実現していない。
いつするんだろう…

・パンドラワールドにまつわる全ての物語は、ここから始まった。
開演中に『パンドラの劇場』につながる6つの話を『語り手』が語っていた。
その6本を肉付けする形で『パンドラ童話集』というシリーズタイトルと共に上演していくことになり、さらに派生シリーズで『セレクション』や『和パンドラ』などへと広がっていく。
なお、6本の短編のうち4本は上演され、かつ再演も行われたが、残り2本はまだである。
いつするんだろう…(本日2度目)

・3時間にも及ぶ台本。真実に辿り着けたのは1%
『好きに書いていいよ』という言葉をうのみにした作家陣のせいで『上演時間が3時間』もの大作となった。
好いか悪いかは捉え方による。
更に全年齢向けに書いていた作家陣の別の演目への感想で『先読みできちゃうねw』といわれたことがきっかけで、『じゃぁ先読みできないし、読んでも外れるようなのにする』とすねたことで、『はたしてどこに(誰が)パンドラ?』という、答えにたどり着いたのは、わずかに1%のお客様のみという台本にいたった(アンケートからの算出)。
それが好いか悪いかは捉え方による。(本日2度目)
演出も止めるべきところを逆に助長しており、若気の至りというものかもしれない。
あれから多少は大人になった作家と演出は、再演の際は時間の圧縮やもう少し補足が必要かなど考えを巡らせている。
やはり好いか悪いかは捉え方による。(本日3度目)
で、いつするんだろう…(本日3度目)

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あなたに“ぴったり”の記事はありましたでしょうか。
次号も、お楽しみに。
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