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PASSグループの進捗情報などを、
【近況】
【今後の予定】
【おまけコーナー】
の3本立てでお届け。
毎月15日発行。
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【近況】
〇PASSグループ
パスシス物語のストーリーは、今回で一区切りとなります。
次回は作家陣からのコメントを掲載予定ですので、そちらもお楽しみに。
【今後の予定】
〇Project-Pandora
生配信『パンドラ■チューブ』の4回目を10月末に予定しております。
詳細はTwitterなどでご確認下さい。
@Atp_Pandora
【おまけコーナー】
《パスシス物語》
PASS:4 4女・ユー子/A story that someone knows
―いつも通りのある日の午後、君は突然抜け出して行った―
口は半開きで吸う息は短く、
目はほとんど閉じていて眠そうで、
だけど君はどんな人込みだってあっという間に走り抜けていく。
―いつからだろう、君のことをおいかけるボクがいる―
金色の髪はふわふわと広がり、びゅんびゅんと流れ、ボクは追いつくだけで精いっぱいだ。
―どうしてそんなに急いでいるの?―
あの日突然訪ねたボクに、君は驚いているのか面倒なのかよくわからない顔をしたあとに指をさした。
―君が指さす先、冬の三角形―
やった見つけたキミの先に女の子。
だけどどうしてだろう女の子。
どうやらひとりぼっち→
―楽しげなクリスマスの中、女の子は何も言わなくて―
←本当はきっと今日のこと、どこかでわかっていた。
←みつかったってそばにはいない。
←それでもいいの、泣かないもの。
―強がるアナタはとっても強くて、一人でも平気かもしれない。だけど―
胸を刺す痛みは止まらないよね?→
←ああそうか、イヤになるってこういうことなんだね
どうしたい? いってみよう→
←…頭の中に声がする?
アナタの前にいる→
←真実なら驚きね
―喋らなかった、でもお話してる、2人とも黙れない―
あの夏の日→
きらめく星→
←今でも思い出せるの?
笑った顔も→
←怒った顔も
←大好きだった→
―おかしいことだよね、誰も知らない彼女だけの秘密―
だけど君はその秘密を拾う。
口も目も閉じたまま、だけど君は誰かの心を開く。
年を越えて、
性を越えて、
体を越えて、
種を越えて、
―君は突然抜け出して行くんだ―
今日も人と話にいこう→
明かりも見えなくなった誰かのとこに、
バカみたいに速く走って、
抱え込んだ孤独や不安に、押しつぶされないように→
―真っ黒なボクから見下ろす君は、まるで星が奔るようで―
―いつからだろう、君のことをおいかけるボクがいる―
→だから、どうかお願い、驚かないで聞いてよ画面の向こうのアナタ←
→カラスの僕が語るのは、小さな彼女の物語←
→彼女の…4姉妹の4女、ユゥ子の思い、物語←
A story that someone knows
~誰かは知ってる物語~
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あなたに“ぴったり”の記事はありましたでしょうか。
次号も、お楽しみに。
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